綱領・理念
綱領
「私達はエンディングのサポートを通じて、心豊かな人創りを実践し、広く社会に貢献することを誓う」
理念
「社会環境がどの様に変化しようとも、地域の絆を元に暮らしの安心と安全をサポートし、明日に希望を持てる社会の実現を目指す」
「かのん」名称の由来
『かのん』という。
この名称には大変な思い入れがあり、また、いろんな理由で名称を選びました。
一番は観音さま、正式には観世音菩薩(時には観自在菩薩)といい、その母親のように優しく微笑まれている
お姿から、日本人にはとても馴染みがあり、また広く愛されている仏さまであります。
この仏様は、少し特殊な立場におられて、本当は とうに悟りきってる彼岸(天国)のようなところに
おられても良いのだが、「この世にいるより多くの人を 苦しみながら救うために」
わざわざ悟りきらずに、人間界に残っている一生懸命な仏さまなのであります。
観音さまが、この世にいて 苦悩から多くの人たちを救済するのを 使命とするのは、
仏教の祖の お釈迦さまが観音さまに 強くそうするように頼まれたから、などと色々なエピソードがあります。
が、何しろ、天界から人を救うというように高い立場から下々の人を 救うというより、
悩み苦しんでいる人たち、嘆き悲しんでいる人々のそばにいて
その人たちを必死で支えている けなげな観音さまの姿が、
看護をしている方々の 気持ちに強く通じているようで、
深く共感もし、親愛の情も抱くのであります。又、戦国時代から江戸時代初期におきたことです。
九州において発生した悲惨な出来事ですが、キリシタンの方々が弾圧された際、九州の寺院が匿ってあげたそうです。
その時、キリシタンの方々は「観音さま」のそのお姿から「聖母マリアさま」とかぶせて、
手を合わせ お参りをされていたそうです。
その様な意味も含め「観音さま」のことを「かのん」と呼ぶことがあるそうです。
又、「かのん」の字画数も良く、名称が他に重なる事も無いので
「かのん訪問看護リハビリステーション」という呼び名にしました。
更には、叶う夢と書いて「かのん」とも言います。正に夢をかたちに・・・・です。
株式会社MMS 代表取締役社長 大島政則